1on1 のやり方——雑談で終わる理由 3 つと面談前に見ること

2026.10.16 09:00 Coobase活用 1on1 やり方 部下育成 ブログ スタッフ分析

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「面談が雑談で終わる」。そんなときは、面談前に何を見ているか振り返ってみませんか。理由を三つの場面に分けます。自社に近い場面から、準備に使う情報の置き場所を考えてみてください。

1on1 が雑談で終わる理由 3 つ

1. 面談の前に見るものが決まっていない。予定は入っていても、手元にあるのは直近の印象だけ。「最近どう?」と聞き、目についた仕事の話で時間が過ぎる。その日に思い出したことから話し始めていませんか。

2. 部下の困りごとが、面談の場で初めて出てくる。仕事が止まっていると聞いても、何に困っているのかをまだ知らない。背景を尋ねるうちに、近況を聞くだけで終わる。面談前に届いていた相談がないか、振り返りたい場面です。

3. 前回の話と今回の話がつながらない。似た話を聞いた気はするが、いつの様子だったかが曖昧。今の印象だけでは、続いていることと変わったことを分けにくい。何を見比べるかが決まっていない場面です。

この三つは、読者の状況を考えるための例です。自社ではどの場面に近いでしょうか。ここからは Coobase にある情報と、その見る場所を整理します。

Coobase ではこうなる

スタッフ分析は、従業員の様子を見る画面です。個人の概要には、感情スコアが低い状態が続くと警告カードが出ます。AI 分析サマリーは、AI が個人の状況をまとめた欄です。

「1on1 で話すべきトピック」は、AI が提案する話題の欄です。マニュアルでは、警告カード、AI のまとめと話題の案、評価のタイムラインの順に見るよう案内されています。

マニュアルが案内する、面談前に見る順を図にまとめました。

マニュアルが案内する1on1前に見る順の図。警告カード、AI分析サマリー、話題、評価のタイムライン

同じ概要タブには、「5次元評価」のレーダーチャートもあります。AI が出すのは話題の案です。話すかどうかはマネージャーが決めます。

困りごとの入口は、日報の相談欄です。仕様では、相談を含む日報を提出すると、マネージャーに通知が届きます。マネージャーは日報の詳細で相談を読み、対応状況を切り替えられます。日報の下にコメントを返すこともできます。

さかのぼって見る長さは、分析期間(30 日〜1 年)で選びます。概要には、「5次元評価」のレーダーチャートと感情スコアの推移グラフがあります。

ある 1 日の使い方

以下は、架空の会社で情報を見る一日の例です。面談の頻度や時間の目安を示すものではありません。

  • 朝、管理職が一覧を見る。スタッフ分析で「要対応」「注意」の人数を確かめます。人数バッジから、対象者に絞り込みます。個人の概要で警告カードと AI 分析サマリーを読みます。
  • 日中、相談が届いた日報を読む。部下は相談欄に困りごとを書いて提出します。管理職は日報の詳細で内容を読み、対応状況を切り替えます。
  • 夕方、面談前に個人の画面を見る。AI が示す話題の案を読みます。分析期間を選びます。レーダーチャートと感情スコアの推移を見ます。

話すかどうかはマネージャーが決めます。

次の図は、相談後の流れです。

相談が届くまでの図。相談欄に書き、日報を提出し、マネージャーに通知され、対応状況を切り替える

最後の矢印は、マネージャーが対応状況を切り替える操作です。相談が届くだけで自動的に解決する、という意味ではありません。

画面で見る使い方

画面ごとに見る場所を確かめます。

スタッフ分析の一覧で、要対応・注意の人を先に見る

上部の人数を見ます。「要対応」「注意」「正常」が並びます。人数バッジから区分を絞れます。名前やメールで探す検索欄、グループの絞り込み欄もあります。

「リスク状況」の列見出しを押すと、リスクのある人が先頭に並びます。声をかける順を考えるときは、こちらも参照してください。

画像では人数バッジと列見出しを見てください。

Coobase のスタッフ分析一覧。要対応・注意・正常の人数と検索欄

人数バッジで対象の区分を絞る。

面談の前に警告カードを確かめる

概要の警告カードを見ます。感情スコアが低い状態が続くと出る表示です。推奨される対応と「参考情報・評価非連動」の表示もあります。

マニュアルでは、感情スコアの急落のほか、過重労働や日報未提出なども警告の対象です。対応の目安には「すぐ」「今週中」「次回の 1on1 で」が挙げられています。マニュアルの目安と、カードに出ている内容を照らして読みます。

画像では警告の文言を見てください。

Coobase のスタッフ詳細の概要。警告カードと参考情報・評価非連動の表示

警告カードに添えられた対応の推奨を見る。

AI 分析サマリーと「1on1 で話すべきトピック」を読む

詳細を開きます。「詳細を表示する」から、AI 分析サマリーの内容が見られます。総合評価・強み・改善ポイントと、「1on1 で話すべきトピック」が並びます。

AI は話題の案を示します。分析をやり直す「再生成」ボタンもあります。面談で話すかどうかは管理職が決めます。

画像では話題の案を見てください。

Coobase のスタッフ詳細。AI分析サマリーと1on1で話すべきトピック

強み・改善ポイントと、話題の案を読む。

部下が日報の相談欄に書ける場所を知っておく

日報の相談欄を見ます。作成画面では、業務報告・気持ち・学びとは別にあります。折りたたまれた欄を開いて書きます。同じグループの一般スタッフには見えません。

入力欄には、相談がマネージャーに届き、他のメンバーには見えないという案内があります。管理職の側でも、この入力場所と案内を知っておきましょう。

画像では相談の入力欄を見てください。

Coobase の日報作成画面。相談の入力欄を開いた状態

業務報告とは別に相談を書く欄がある。

つまずきやすい点と対処

  • スタッフ分析を開く人を確かめる。開けるのは管理者・サブ管理者です。仕様では、グループマネージャーも担当グループの範囲で開けます。一般スタッフは開けません。面談の準備をする人が開けるか、先に確かめます。
  • 担当するグループの範囲を見る。仕様では、グループマネージャーが見られるのは担当グループのメンバーだけです。見たい相手が出ないときは、担当範囲と照らします。
  • 感情スコアを人事評価に結び付けない。日報の感情スコアは人事評価に使われません。警告カードにも「参考情報・評価非連動」と表示されます。点数を付ける材料と混同せずに読みます。
  • 相談の本文と AI の話題を混同しない。仕様では、気持ち欄と相談欄の本文は AI に送られません。相談本文を読む場所は日報の詳細です。AI の提案とは別に相談を読みます。

導入初日にやること

1. 面談前に何を見ていたか、自分の今の準備を振り返ります。
2. スタッフ分析を開ける役割と、担当グループを確かめます。担当範囲の制限は仕様にも記されています。
3. 個人の概要で、警告カードと AI 分析サマリーを見ます。
4. 日報の相談欄と、対応状況を切り替える場所を確かめます。
5. 分析期間を選びます。レーダーチャートと感情スコアの推移を見る場所を確かめます。

よくある質問

Q1. 面談の前には、どこから見ますか?

マニュアルでは、警告カード、AI のまとめと話題の案、評価のタイムラインの順に見るよう案内されています。会社で決めている面談の進め方とは分けて考えます。

Q2. 分析する期間の長さは変えられますか?

はい、選べます。スタッフ詳細では、30 日・90 日・180 日・1 年から選びます。概要には、レーダーチャートと感情スコアの推移グラフがあります。

Q3. 相談の対応状況は何種類ありますか?

未対応・確認済み・対応中・解決済みの四つです。マネージャーが日報の詳細の選択欄で切り替えます。

Q4. 日報にコメントを返せますか?

マネージャーは日報の下にコメントを返せます。「チーム公開」にしなければ非公開のコメントになります。

Q5. 相談欄は同僚に見えますか?

同じグループの一般スタッフには見えません。

まとめ

面談前に見る場所として、警告カードと AI の話題の案があります。日報の相談には、通知と対応状況があります。分析期間も選べます。

レーダーチャートや感情スコアの推移も見られます。まず情報の置き場所を確かめてみてください。

全員の様子を見る話は、下のスタッフ分析の記事へ続きます。称賛を伝える機能「Kudos」は、関連記事で扱っています。

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著者

OMIT

広島県福山市のWEB会社