日報アプリの導入——Coobase で初日に設定すること

2026.10.11 09:00 ブログ Coobase活用 権限 日報シート 日報アプリ 導入

日報アプリの導入——Coobase で初日に設定することの画像

この記事で分かること

Coobase を候補に入れた経営者・管理部門の方向けの記事です。初日の設定から日報の運用まで、誰が何をするかを順に整理します。社内で担当者と、情報を読む人の範囲を決めるための材料にしてください。

導入の流れ

図では、管理者による初日の設定から、日報の運用へ進む順をたどります。

導入の流れの図。管理者による初日の設定、目標の設定、日報の運用の順に進む

導入は、管理者による初日の設定、目標の設定、日報の運用の 3 つに分けて考えると整理しやすくなります。初日からすべての機能を使う前提ではなく、情報を入れながら少しずつ広げていく考え方です。まずは、設定をする人と日報を書く人を分けて考えます。

初日に設定すること:管理者が部署とユーザーを整える

初日の設定は、管理者の担当です。会社情報の入力、グループの作成、ユーザーの登録が並びます。着手する日と担当者は、社内の予定に合わせて決めてください。

まず、部署やチームを「グループ」として登録します。グループには名前のほか、上の階層にあたる親グループと説明を付けられます。部署の下にチームを置く場合は、その関係を先に紙に書き出しておくと登録で迷いません。

あわせて、部下を持つ人を各グループの「マネージャー」欄に登録します。Coobase には「マネージャー」というロール(権限の区分)は無く、担当はグループごとに決める仕組みです。

次に、日報を使う人をユーザーとして登録します。新しいユーザーを作れるのは管理者だけです。作成画面では、名前、メールアドレス、パスワード、ロールを入れます。人数が多いときは、CSV(表計算ソフトで扱える一覧のファイル)で一括登録もできます。

目標を設定する:経営者・マネージャー・社員が目標を置く

ユーザーがそろったら、目標を設定する段階です。経営者が会社目標、マネージャーが部門目標、スタッフが個人目標を設定します。会社の目標を部署へ、部署の目標を個人へと引き継ぐ流れです。

役割ごとの最初の作業の例は、次のとおりです。

  • スタッフ:個人目標の追加と、日報の提出
  • マネージャー:部門目標の設定と、相談へのコメント返信
  • 経営層:会社情報の入力と、会社目標の設定

この役割分担は、社内で担当を決めるときのたたき台にできます。社員への案内には、書く担当と読む担当を分けて記しておきましょう。

日報の運用を始める:書く欄と読む範囲を共有する

目標の次は、全スタッフで日報を書き始める段階です。日報シートを作らなくても、既定の 1 欄で日報を書けます。記入欄を会社に合わせて分ける設定は任意なので、今の日報の内容から分けたい項目があるかを考えます。

日報の業務報告と学びは、グループの人が読める情報です。一方、相談の欄はマネージャーと経営者の画面に表示され、同じグループのほかのスタッフには表示されません。どの設定の人まで読めるかは、デモで確かめてください。運用を始める前に、欄ごとの読み手を社員へ説明しておきましょう。運用全体の考え方は、日報の運用の記事にまとめています。

誰が何を見られるか

Coobase の権限は、次の 3 つの設定で別々に決まります。

  • ロール:管理者・副管理者・スタッフのどれか
  • 経営情報アクセス権限:ユーザーごとに付けるかを選ぶ
  • グループの「マネージャー」欄:部下を持つ人をグループごとに登録

経営情報アクセス権限は、管理者のロールとは独立して付けます。そのため「管理者だから経営の情報も見られる」とは限らず、ユーザーごとに付けたかで決まります。

図では、この 3 つの設定が別々であることを見比べます。

権限の3つの設定の図。ロール、経営情報アクセス権限、グループのマネージャー欄が別々に並ぶ

ロールごとに使える管理の機能は、ユーザー管理の画面のヘルプにある表で確かめられます。表の内容は次のとおりです(○が使える機能)。

| 機能 | 管理者 | 副管理者 | スタッフ |
|---|---|---|---|
| 日報・タスクなど日常の機能 | ○ | ○ | ○ |
| ユーザー管理・グループ管理 | ○ | ○ | × |
| 会社情報・設定、プラグイン設定、採算管理 | ○ | × | × |

表の注記にあるとおり、経営情報アクセス権限は、この表のロールとは別にユーザーごとに付けます。

日報の相談の欄は、この表とは別の扱いで、マネージャーと経営者の画面に表示され、同じグループのほかのスタッフには表示されません。

なお、「システム管理」のメニューには「AI使用ログ」の項目もあります。

画面で見る

管理者がユーザーを用意する

画像は、ユーザー管理の一覧です。ユーザーの一覧と新しいユーザーの作成は、この画面から行います。CSV で取り込んだユーザーには、初期パスワードが自動で作られます。

Coobase のユーザー管理画面。登録されたユーザーの一覧

管理者がユーザーを登録する。CSV の取り込みによる一括登録もある。

部署やチームと担当者を整理する

画像は、部署やチームを作成・編集するグループ管理の一覧です。一覧では、グループごとの親グループとマネージャーを並べて見られます。組織のまとまりと担当者を、ここで合わせて確かめます。

Coobase のグループ管理画面。部署やチームの一覧

グループには名前、親グループ、マネージャー、説明を設定する。

日報の記入欄を考える

日報の記入欄は、「システム管理」の「日報シート設定」で決めます。会社に合わせて欄を分けたいときに使います。画像は、登録した日報シートの一覧です。今の日報の項目を並べてから、欄の分け方を考えましょう。

Coobase の日報シート設定。登録された日報シートの一覧

記入欄を分ける設定は任意。シートがなくても既定の 1 欄で書ける。

社員に書き方を案内する際は、AI質問型日報の記事も参照してください。

デモで見られること

無料デモでは、Coobase の画面を見られます。申し込む前に、今の日報の進め方、使う人数と部署を整理しておきましょう。気になっている困りごとも書き出しておくと、見たい画面を絞りやすくなります。「誰が設定を担当するか」「誰が日報を読むか」も、あわせてメモしておくと役立ちます。

社内で説明するときの要点

次の項目は、社内資料のたたき台です。部署名・人数・担当者には、自社で決めた内容を入れてください。

  • 目的:日報アプリの導入に向けて、設定の担当と運用の役割分担を決める。
  • 使う人と範囲:社員が日報を書く。業務報告と学びはグループの人が読み、相談の欄はマネージャーと経営者の画面に表示される。
  • 始め方:対象の部署・人数と、最初の 1 か月に取り組む作業を社内で決める。部署とユーザーを整え、目標の設定と日報の運用へ進む。
  • データの扱い:社内で見られる範囲は、ロール、経営情報アクセス権限、グループのマネージャー欄で決める。「システム管理」のメニューには「AI使用ログ」の項目がある。記録される内容と見られる人、データの保存場所と保存期間、AI 機能で社外に送られるデータの扱いは、デモ・問い合わせで確認する。
  • 費用:本記事では扱いません。デモ・見積もりで確認してください。

導入前によくある質問

Q1. 最初の設定は誰が担当しますか?

初日の設定は管理者の担当です。部署(グループ)とユーザーを整えるところから始めます。

Q2. 日報の欄は初日に作る必要がありますか?

日報シートの作成は任意です。作成しない場合は、既定の 1 欄のまま使います。

Q3. 副管理者もユーザーを作れますか?

新しいユーザーの作成と CSV での一括登録は、管理者だけができます。副管理者は、登録済みのユーザーの編集までです。

Q4. 「マネージャー」はどう設定しますか?

Coobase に「マネージャー」というロールはありません。部下を持つ人は、グループの「マネージャー」欄に登録します。

Q5. 経営の数字は誰に見せられますか?

経営情報アクセス権限を付けた人が見られます。この権限は管理者のロールとは別に、ユーザーごとに付けます。

まとめ

Coobase の導入は、管理者が部署とユーザーを整えるところから始まります。目標の設定と日報の運用は、経営者・マネージャー・社員の役割ごとに整理できます。社内説明には、各担当の作業と、3 つの設定で決まる見られる範囲を添えましょう。

関連記事

無料デモを申し込む

導入について相談する

著者

末吉孝臣

2000年 WEB開発を開始。エンジニア、WEBデザイナー、DTPデザイナーとして多様なプロジェクトに携わる。
2005年 おもしろカンパニーを設立し、双方向ライブ配信サービスを開始。
2010年 ヒラメキカンパニーを取締役として設立し、地域情報の発信事業を展開。
2015年 株式会社Omitを設立。「企業に寄り添ったWEB」をテーマに各種サービスを提供開始。