自分も現場の仕事を持つ管理職にとって、部下を見きれないまま一日が終わるのは気がかりなものです。うまくいかないのは、やり方ではなく仕組みの問題かもしれません。理由を3つに分けます。
育成を大切にしたい気持ちがあっても、仕事の合間に誰を見るかを決める難しさがあります。
どこを見るか迷ったら、「チーム分析」の画面を入口にします。サイドバーの「マネジメント」から開く画面で、「要対応」の欄があります。対応が要るスタッフの名前が、「ネガティブ傾向」「要フォロー」と並びます。仕事の合間に見る場所として、この欄を決めておく使い方です。
誰から読むかは、スタッフ分析の一覧で考えます。上部には「要対応」「注意」「正常」の人数バッジがあり、リスクごとの人数が分かります。バッジとは、人数を示す小さな目印です。「リスク状況」の列見出しを押すと、リスクのある人が先頭に並びます。
何を聞くか考える段階では、スタッフ詳細の概要タブに出る警告カードを読みます。AI分析サマリー(AIによる分析の要約)の「詳細を表示する」を開くと、話題も読めます。見出しは「1on1で話すべきトピック」で、1on1は上司と部下が1対1で話す面談のことです。要対応の欄、スタッフ分析の一覧、個人の警告カードの順に見る使い方です。
次の図では、3つの困りごとに対して、どの画面を見るかを示します。

どこを見るか・誰から読むか・何を聞くかに、それぞれ見る画面を対応させた図です
ここからは、自分も現場の仕事を持つ架空の管理職の一日です。朝・日中・夕方に画面を開き、声をかける相手を考えます。
次の図は、朝に要対応の欄を見てから、夕方に話題を考えるまでの流れです。

朝・日中・夕方に見る画面の順番を示した架空の1日の例です
サイドバーの「マネジメント」から「チーム分析」の画面(/manager/dashboard)を開きます。①「要対応」の欄には、対応が要るスタッフの名前が並びます。まずは名前を見て、誰の状況が気になったかを考えます。
名前と一緒に、②「ネガティブ傾向」「要フォロー」の表示も読みます。相手の事情を決めつけず、本人に何を尋ねたいかを考える手がかりにしましょう。次の画像では、「要対応」の欄と、名前に添えられた表示を見てください。

画像の番号: ①要対応の欄 ②ネガティブ傾向・要フォローの表示
チーム分析の要対応の欄で、名前とネガティブ傾向・要フォローの表示を読む
スタッフ分析(/members)の一覧上部には、①「要対応」「注意」「正常」の人数バッジがあります。リスクごとに何人いるかを、ここで先に見ておきます。
一覧の②「リスク状況」の列見出しを押すと、リスクのあるスタッフが先頭に並びます。リスクは、注意が必要な状態のことです。一般スタッフは、このスタッフ分析を開けません。
次の画像では、上部の人数バッジと一覧の列見出しの位置を見てください。

画像の番号: ①リスクの人数バッジ ②リスク状況の列見出し
人数バッジで人数を見て、リスク状況の列見出しで並び替える
スタッフ詳細では、概要タブ(概要をまとめた欄)の警告カードを読みます。カードには「感情スコア急落」「3日連続で低い」といった文言が出ます。声かけの案として「推奨: 今週中に5分間の声かけを。最近の業務負荷を確認」と書かれています。「参考情報・評価非連動」という表示もあります。
話す内容を考える際には、AI分析サマリーの「詳細を表示する」を開きます。「1on1で話すべきトピック」を読み、自分の言葉でどう尋ねるかを考えてみてください。まずは「今の仕事で気になっていることはある?」と尋ねるなど、本人の話を聞く入口を用意します。次の画像では、概要タブの警告カードに書かれた文言を見てください。

概要タブの警告カードで、声かけの案と参考情報・評価非連動の表示を読む
1. 要対応の欄を見る。 「チーム分析」の画面を開きます。「要対応」に並ぶ名前と、「ネガティブ傾向」「要フォロー」の表示を読みます。
2. スタッフ分析で人数を見る。 上部の人数バッジで、リスクごとの人数を見ます。
3. リスクのある人から読む。「リスク状況」の列見出しを押して、リスクのある人を先頭に並べます。
4. 声をかける話題を考える。スタッフ詳細の警告カードと、AI分析サマリーを開いた中のトピックを読みます。そのうえで、本人に尋ねたいことを決めます。
サイドバーの「マネジメント」から開く「チーム分析」の画面で、「要対応」の欄を見ます。対応が要るスタッフの名前が、「ネガティブ傾向」「要フォロー」と並びます。
カードには「参考情報・評価非連動」と表示されています。
スタッフ分析の「リスク状況」の列見出しを押すと、リスクのあるスタッフが先頭に並びます。上部の人数バッジでは、リスクごとの人数が分かります。
一般スタッフはスタッフ分析を開けません。
スタッフ詳細のAI分析サマリーに「1on1で話すべきトピック」があります。「詳細を表示する」を開くと読めます。
今日気にかける人を考えるときは、まず「チーム分析」の画面の「要対応」の欄を見ます。次にスタッフ分析でリスクのある人を先頭に並べます。そしてスタッフ詳細の警告カードや1on1のトピックを読み、声をかける話題を考えます。
誰のどの表示を見て気になったのかを、自分の中で整理してから声をかけてみてください。面談の準備や、感謝の伝え方は、次の関連記事でも紹介しています。
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