画像遅延(Lazy Load)を使ってSEOアップ!初心者でもできる簡単ページスピード改善術

2024.11.11 11:40 ブログ

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ページ読み込み速度を改善したい、SEO対策初心者の方へ。
SEO対策の第一歩として、手軽に始められる画像遅延(Lazy Load)をご紹介します。

ページの読み込み速度は検索エンジンの評価に大きく影響するため、UX(ユーザーエクスペリエンス)を向上させるだけでなく、検索結果でのランキング向上にもつながります。

本記事では、初心者でもすぐに実践できる画像遅延の設定方法と、その効果について詳しく解説します。

[最も簡単なLazy Loadの設定方法]

まずは設定方法を紹介します。
方法はいくつかありますが、HTML5のloading属性を利用する方法が最も簡単です。HTMLのimgタグにloading="lazy"属性を追加するだけで、ブラウザが自動的に画像の遅延読み込みを行ってくれます。

[SEO対策としての画像遅延の効果]

画像遅延を利用することで、具体的にどのような効果があるのかを3つ紹介します。

1.ページの読み込み速度の改善

画像遅延を使うと、ページが最初に表示されるときに必要なデータ量が減ります。そのため、ユーザーがページをすばやく見ることができ、サイトの使いやすさが良くなります。また、Googleはページの速さをランキングに影響する要素と考えているため、画像遅延を使うとSEO(検索エンジン最適化)にも良い影響があります。

2.バンド幅の節約

ユーザーが実際に画像を見るまで画像を読み込まないため、無駄なデータの転送が減ります。これもページのパフォーマンスを良くする助けになります。

3.クローラーへの影響

Googleのロボット(Googlebot)もページの読み込み速度に影響を受けます。ページが速く読み込まれると、Googlebotがより多くのページを素早く見つけて登録することができます。

[画像遅延を利用する際の注意点]

サイトを表示したときにすぐに見える位置にある画像には、通常、画像遅延(Lazy Load)を適用しない方が良いです。
これは、ページが表示されたときに画像がすぐに表示されるようにするためで、ユーザーがページをスムーズに閲覧できるようにし、体験が向上します。

見える位置にある画像は通常通りに読み込み、それ以外の画像に対して遅延読み込みを設定するのが一般的です。

また、PageSpeed Insightsでサイトをチェックすると、見える位置にある画像に遅延読み込みを設定していると警告されることがありますので、その点も注意しておきましょう。

[まとめ]

  • 画像遅延(Lazy Load)は、初期のページ読み込み時に必要なリソースを減らすため、ページの表示が速くなり、ユーザー体験が向上します。
  • バンド幅の節約にもつながり、無駄なデータ転送が減ることでページのパフォーマンスが改善されます。
  • クローラー(例:Googlebot)がページを速くクロールできるようになり、SEOに良い影響を与える可能性があります。
  • サイトが表示されたときに見える位置にある画像には遅延読み込みを適用せず、通常通りに読み込むことで、ユーザーの体験が向上します。
  • PageSpeed Insightsなどのツールで、見える位置にある画像に遅延読み込みを設定していると警告されることがあるので注意が必要です。

いかがでしたか?画像遅延がSEO対策の第一歩として役立つことを願っています。少しでもお手伝いできたら嬉しいです!

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