中小企業の為のホームページへの集客 考え方と概要

2024.09.02 13:48 ブログ 集客・マーケティング

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  1. はじめに
  2. ブランディングの重要性
  3. ブランディング最適化のポイント
  4. SEO(検索エンジン最適化)
  5. コンテンツマーケティング
  6. ソーシャルメディア活用
  7. ローカルSEO(Google マイビジネス)
  8. 無料のツールとリソースの活用
  9. 終わりに
 

1.はじめに

日頃、中小企業様のホームページを制作させていただいておりますが、集客力に悩んでおられる企業様が多いと感じます。
そこで、今回はホームページでの集客について、お客様ご自身であまりお金をかけず集客が出来るようになればと思い、情報共有といった感じで記事にさせていただきました。

ただ、弊社で日頃行っている(考えている)範囲にはなりますので、一般的なものとは少し考え方が違う部分もございますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
 

まず、心構えとして、ホームページを作成しただけでは、勝手に集客をしてくれるわけではありません。
また、会社のブランディングが正しく行われていなければ、ホームページの力を100%発揮することはできません。
この点を念頭において、ホームページの制作と運用を考えるべきです。
やるべきこととして、まずブランディングを最適化し、その魅力を最大限に伝えるホームページを作成することです。
そして、集客できる施策を行うことで、ホームページの集客力を最大限に引き出すことが可能になります。
 

 

2. ブランディングの重要性

 

ブランディングによって、商品やサービスが売れるか売れないかの分かれ道となります。

私の考えるブランディングとは、自社の商品サービスを磨き、最大限の魅力を伝えるためにどう見せていくか、を考えて改善するかが重要と考えております。

例えば、ステーキを販売するお店を作るとして、そのお店の名前を
「ステーキハウス オミット」にするのと「厳選最高級肉のお店 極ステーキ」にするのでは、成果が変わってきます。

 

3. ブランディング最適化のポイント


そこで大事なのが「他社との差別化」「信頼性の向上」「見せ方」などがポイントとなってきます。

やることとしては、ブランディングを最適化し、その魅力を最大限伝えられる媒体、今回はホームページを作成することです。
そのためのポイントは以下の通りです(一部をご紹介):

他社との差別化

  • 競合分析: 競合他社のホームページを徹底的に分析し、強みと弱みを把握します。これにより、自社ならではのユニークなポイントを見つけ出します。
  • USP(独自の売り文句)の設定: ユニークなセールスポイント(USP)を明確に表現し、訪問者に伝えます
  • ブランドアイデンティティ: USPに沿って、自社のブランドロゴ、カラースキーム、フォント、トンマナ(言葉遣い)などを統一し、一貫性を持たせます。
 

信頼性の向上

  • 証拠の提示: 顧客の声、利用者のレビュー、ケーススタディ、受賞歴、認証などを掲載します。
  • セキュリティの確保: SSL証明書を取得し、安全な通信を確保します。また、プライバシーポリシーや利用規約を明示します。
  • プロフェッショナルなデザイン: プロフェッショナルなデザインを採用し、直感的で使いやすいナビゲーションを提供します。ユーザーの思考を元に考えられたデザインと考えられてないデザインでは、成果に差がでてきます。
 

見せ方

  • ビジュアルコンテンツの活用: 高品質な画像、動画、イラストを多用し、視覚的に魅力的なホームページを構築します。普通の画像 < おいしそうな画像
  • レスポンシブデザイン: モバイルデバイスでも見やすいように、レスポンシブデザインを適用します(ユーザーが何でホームページを閲覧するかをしっかり考える)
  • ユーザーエクスペリエンスの向上: ページの読み込み速度を最適化し、シームレスなユーザー体験を提供します。
  • 顧客の声・自事例紹介:信頼性を高めるために、実際の顧客の声や事例紹介を掲載する事は効果的です
  • CTAs(Call to Actions):明確で魅力的な行動喚起ボタンを配置し、訪問者に次のアクションを促します。
 

4. SEO(検索エンジン最適化)

 

SEOはホームページへの集客において重要な要素です。SEO対策を行うことで、検索結果の上位に表示されやすくなり、自然な形でのアクセス増加が期待できます。

  • キーワードリサーチ:ターゲットとなるキーワードを調査し、それに基づいたコンテンツを作成します。
  • オンページSEO:ページのタイトル、メタディスクリプション、ヘッダータグを最適化する。
  • オフページSEO:良質なバックリンクを得ることで、検索エンジンからの評価を高める。


SEO対策のキーワードはユーザーの立場に立って考えることがポイントです。
また、カスタマージャーニーを作成し、こういう人物だとこういう検索をするなど、人物像毎にキーワードをリサーチすることも効果的です。

具体的な方法は、また後日記事にしたいと思います。

 

5. コンテンツマーケティング

質の高いコンテンツは、集客に大きな影響を与えます。定期的に有用な情報を発信することで、訪問者の関心を引き付けることができ、リピートに繋がり、更にSEOにも効果的です。

  • ブログ:役立つ情報や業界の最新情報を提供するブログ記事を定期的に更新する。
  • 動画コンテンツ:動画は文字情報と比べて視覚的に訴える力が強いです。製品紹介や企業文化を紹介する動画を作成しましょう。
  • ウェビナー:オンラインセミナーを開催し、専門知識を共有することで信頼を築く。
  • オウンドメディア:メディアサイトを立ち上げ、コンテンツの質に特化したサイトとすることでSEOで集客できるサイトとなります。
 

6. ソーシャルメディア活用

 

ソーシャルメディアは、無料で広範囲にわたって情報を拡散するための有力なツールです。
SNSにおいても、どのような内容を誰に見て貰うのかを意識したアカウントづくりをしていくことで、より効果的に使用することができますので、しっかり企画してみてください。

  • Facebook、LinkedIn、Twitterなどのアカウントを活用し、定期的に投稿を行う。
  • ユーザーとの交流:コメントやメッセージに積極的に応答し、信頼関係を築く。
  • キャンペーンの実施:クーポンやプレゼントキャンペーンを行い、フォロワーを増やします。

また、SNSでコンテンツの拡散が行われることで、間接的にSEOができることになります。 

7. ローカルSEO(Google マイビジネス)


ローカルSEOは、特に地域密着型のビジネスにとって重要な要素です。Google マイビジネスは、その中でも非常に効果的なツールです。
以下の設定は必ず行ってください。特にレビューを集めることはユーザーの信頼を得ることになりますので、積極的に行ってください。

  • ビジネス情報の登録:会社の基本情報(住所、電話番号、営業時間、ウェブサイトURLなど)を正確に入力します。
  • 写真の追加:オフィスや商品、従業員の写真を追加することで、ビジュアル的な訴求力を高める。
  • 顧客レビューの管理:良好なレビューを積極的に集め、ネガティブなレビューには迅速かつ丁寧に対応します。
  • 投稿機能の活用:特別なオファーや最新ニュースを投稿し、顧客との接点を増やす。
 

  SEOの施策や、現状の分析などにおいて有用なツールをご紹介します。

  • Google Analytics:訪問者のデータを分析し、どのページが人気かを把握する。
  • Google My Business:地元の検索結果で目立つように、ビジネス情報を登録する。
  • SEOツール:AhrefsやMozなどが無料で提供するSEO分析ツールを活用する。
  • GoogleSearchConsole:サイトがどのように検索されてアクセスされているかを確認する。
  • GoogleTrends:現在どのようなキーワードが多く検索されているか、または検索数の推移の確認。

 


その他「SEOツール」などで検索すると沢山でてきますので、ご自身にあったツールをご利用ください。

 

9. 終わりに



ホームページへの集客は一朝一夕にして成るものではありません。ブランディングの最適化、SEO対策、コンテンツマーケティング、ソーシャルメディアの活用など、多方面からのアプローチが必要です。これらの手法を積極的に活用し、中小企業のホームページの集客力を向上させましょう。

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